雑記 - otherwise

最近はDQ10しかやっていないダメ技術者がちまちまと綴る雑記帳

わんくま東京勉強会 #64 アフターフォロー (2) : MetroUI

MetroUI らしく、とかちょっと堅苦しく聞えますがそんなに難しく考える必要はないと思います。
気をつけるべき事は以下の通りです。

標準のコントロールをうまく使う

Windows Phone (と云うよりはその基盤技術である Silverlight )では、テンプレートを使用してコントロールの見た目を自由に変更する事が可能です。
デザインする際は、標準コントロールと並べて違和感のないデザインを心がける必要があります。
デザインのサンプルについては、 Windows Phone に標準でインストールされているアプリケーションや Silverlight for Windows Phone Toolkit に含まれるコントロールが非常に参考になると思います。
しかし、基本的には標準コントロールや Toolkit で提供されているコントロールで実現可能な構成を検討するのが肝要です。

機能は少なく、構成はリニアに

アプリケーションを作っていると、どうしても色々機能を追加したくなりますが、 Windows Phone に限らずスマートフォン向けアプリケーションは出来る限りシンプルであるべきです。
機能が増えてきたら別アプリケーションとして切り出す事も検討してください。
また、 Windows Phone アプリケーションのナビゲーションは、先に進む場合はアプリケーション内のボタン、前に戻る場合はハードウェアキーの "BACK" を使用するのが原則です。
従って、どの画面からでも "BACK" ボタンのみでアプリケーションのスタート画面まで戻れる様にしなければいけません。(つまりループする様な構成は御法度となります)
そもそも、 MetroUI の "Metro" とは地下鉄の「メトロ」が由来であり、メトロの看板の様にシンプルで判り易いインターフェースがコンセプトなので、それに沿ってアプリケーションも「シンプルで判り易い」ものを心掛けましょう。