雑記 - otherwise

最近はDQ10しかやっていないダメ技術者がちまちまと綴る雑記帳

わんくま東京勉強会 #64 アフターフォロー (4) : Panorama / Pivot

Windows Phone 向けのレイアウトコントロールとして Panorama コントロールと Pivot コントロールがあります。
Metro を象徴するレイアウトと云う事もあり、 Windows Phone アプリケーションの開発入門などではこのいずれかのコントロールを使用して画面を作成する事が多いです。
もちろん、どちらも Metro らしさを演出するには有用なコントロールですが、皆右へ習えとばかりに Panorama / Pivot を使用しているため、稀に無理な適用によってアプリケーション全体の構成を崩してしまうケースも見受けられます。
ただ闇雲に Panorama / Pivot を使用するのではなく、作成するアプリケーションの有るべき構成や導線をよく検討し、対象の画面のレイアウトに Panorama / Pivot が合わないと判断出来れば、恐れる事無くそれ以外(単独画面など)のレイアウトを採用する様にしましょう。

Panorama コントロール

Panorama は巻物の様に横に長いコンテンツの一部をのぞき見るイメージのレイアウトになっています。
主にアプリケーション内の HUB となる様な画面に使用すると効果的です。

Pivot コントロール

Pivot は Windows Phone 版のタブコントロールと理解すると使いどころがわかりやすいかもしれません。
標準アプリケーションでも、設定画面やメールアプリケーションのカテゴリ別表示等に使用されています。
非常に使い勝手の良いコントロールなので多用しがちですが、コンテンツ間の紐付きが低いものは別画面にする様にしましょう。