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雑記 - otherwise

最近はDQ10しかやっていないダメ技術者がちまちまと綴る雑記帳

Windows Phone 8.1

WindowsPhone Microsoft

日本では Windows Phone 8 対応端末が発売される事もなくやや下火にも見える*1状況ではありますが、世界的に見ると Windows Phone は着実にシェアを伸ばしてきていて、 iOS, Android に次ぐ第三勢力の地位を確保しつつあります。(新興国での低価格帯端末の人気に後押しされている面はありますが)
そんな状況の中、先日の Build 2014 で、 Windows Phone の大型アップデートである Windows Phone 8.1 が正式にお披露目となりました。
Build のキーノートでもかなりの時間を割いて紹介されましたが、非常に期待の出来るアップデートなので、まずはキーノートの内容からわかる範囲でまとめておきたいと思います。
# 「どうせ日本は関係ない」とか思わないでください。確かに、現時点で国内では Windows Phone 8 対応端末は販売されていませんが、世界を相手にしたアプリを開発する事は当然可能ですし、そもそもストア自体は日本にも開かれています。(もちろん Windows Phone 8 向けにも)
# また、明確には提示されていませんが、様々な面から日本での Windpows Phone 8.x 展開への流れが感じられる状況になってきています。
# 今のうちから最新情報に目を向けておいて損はないはずです。
※なお、各機能、変更点の詳細や具体的なサンプルと云ったものに関しては、実際に触った上で改めて記事を書ければいいなぁ、と思っております。(なので、今回は概要紹介だけ)

ロックスクリーン

ロックスクリーンのパターン(テーマ)が増えます。
斜めにスライドするものとかもあって、結構楽しそうです。
API も追加されるそうなので、色々カスタマイズもしやすくなるのかしら?

Personal Digital Assistant (Cortana)

今回のアップデートの目玉と言えるのがこの機能でしょう。(キーノートでの時間配分もめちゃくちゃ多かったです)
誤解を恐れずに言えば「 Microsoft 版 Siri 」なわけですが、かなり流暢に対話が出来ていて感動しました。(まだベータ段階だそうですが)
Siri と同じ様にアプリ連携機能もあるそうなので、対話で Twitter に投稿、なんて事も可能。
※ちなみに「 Cortana (コルタナ)」と云う名前は、 Halo に出てくるデジタルアシスタント (Cortana) からヒントを得た機能と云う事にちなんで名付けたそうです。
なお、さすがにいきなり全世界で対応とはいかないので、まずは米国で最初のベータを公開して、 2014 年後半に米・英・中でロンチ、それ以外の国*2に関しては 2015 年にかけて対応して行く予定との事です。
Cortana の詳細については、追々まとめていきたいと思っています。

Action Center

Windows Phone にもアクションセンター(通知センター)が導入されます。
# 以前は「 Windows Phone には Notification があるからアクションセンターは不要」とか言っていた様な気がするんですけど。。。 :p
各種アプリ通知が見れる他、 Wi-Fi や飛行機モード、 Bluetooth 等の ON/OFF や画面回転 (Lotation) の抑制設定等も行えるそうです。(まぁ Android と一緒ですね)
ちなみに呼び出しは画面上部から下に向かってスワイプです。(これも iPhoneAndroid と一緒)

スタート画面 (Live Tile)

Lumia1520 の様な 5inch 以上の画面を持つ端末用として追加された 3 番目のサイズのタイルが、全ての機種で利用出来る様になります。
また、スタート画面 (Live Tile) の背景設定で任意の画像を指定出来る様になります。

Word Flow Keyboard

なんか「とんでもなく早く文字入力が出来るキーボード」らしいです。ギネス記録更新したとかなんとか。
……いまいちよくわかってません。 ^^;
映像見てても、ただスクリーンキーボード上で指をなぞってるだけで、なんであれでちゃんと文章が入力されるのか理解出来ず。。。
# 予測変換を使っている、と云う事なのかしら?

Skype

Skype アプリケーションが端末の電話機能と統合されます。
Cortana との連携機能も充実している様です。

カレンダー

カレンダーに週間ビューが追加されました。
予定表の上部には天候も表示される様になり、 Outlook の見た目に近づきました。

Music, Video, Podcast

Music, Video, Podcast がそれぞれストアからの更新が可能な別々のアプリケーションとして提供されます。
Music アプリでは、プレイリストをクラウドで管理する事が出来る様になります。
Video アプリでは、 Xbox Music 経由でビデオの購入・レンタルが可能になります。
Podcast アプリでは、 RSS の購読や Bing による Podcast 検索( Windows Phone が展開されている全ての国で有効)を利用する事が出来ます。
また、スライダーの分割を含めてボリュームコントローラーの性能を向上させました。

People Hub

People Hub はサードパーティアプリケーションから全ての機能にアクセス出来る様になる様です。
※すみません。この辺はちゃんと理解出来てないです。

Email

S/MIME がサポートされる様になります。
これにより、 iCloud を含め、多くの種類のアカウントが利用出来る様になります。

Photo, カメラ

Photo は日付と場所でグループ化された中で、自動的に整理されたコレクションとして表示される様になります。
拡張機能としてオンラインフォトアルバムがサポートされる様になります。サードパーティアプリケーションからもこれらのサービスを利用する事が出来ます。
カメラは "burst mode" での撮影機能が追加されました。
※すみません。この辺はちゃんと理解出来てないです。

Data Sense

Data Sense では、回線毎の通信量を確認したり、各通信量のリミットを設定してリミットに近づいたら他の回線を優先的に使用する様にする等の設定を行う事が出来ます。

Wi-Fi Sense

Wi-Fi Sense では、 Free Spot を見つけて自動的に接続を切り替える事で電話回線の使用量を節約する事が出来ます。

Storage Sense

端末のメモリやストレージを最大限に活用出来る様に、 Storage Sense が導入されました。
SD カードをサポートしている端末では、 SD カードのコンテンツの管理にも利用出来ます。

Battery Saver

Battery Saver でバッテリーの利用状況を確認出来る様になります。
"automatic mode" を有効にする事で、バッテリーの寿命を劇的に引き延ばす事が出来ます。

Windows との統合

アカウント情報の同期

Microsoft Account による Windows 端末と Windows Phone 端末の情報共有が出来る様になります。
テーマカラー等の他、 Wi-Fi のパスワード情報等も同期(共有)可能な様です。
# アプリ内科金の共有も可能らしい? アプリ側での対応が必要だとは思うけど。。。

Windows Phone 画面の外部出力

一部の人間(私含む)には非常に嬉しい機能ですが、「 USB 経由で接続した PC に端末の画面を表示する様なアプリケーション」のサポートが追加されるそうです。
ちょっと言い回しがわかりにくい部分はありますが、これで実機を使ったセッションがやりやすくなりそうですね。
また、今後発売される端末については、 Miracast による画面の外部出力もサポートされるそうです。

IE11

同梱される Internet Explorer が 11 になります。
どうやらフルセットと同等機能を持つらしいのでかなり楽しみです。

企業ユース向け

エンタープライズ向けの機能として、 MDM, VPN, S/MIME 等のサポートが追加されます。
特に VPN は 7.0 の頃からずっと要望があったもので、ようやく来た感じですね。

で、いつ手に入るの?

まぁ、気になるのはここですね。
どんなにいい機能が増えると言われたところで、ユーザーにとっては実際に使える様にならなきゃ意味がないわけで。

RTM

Windows Phone 8.1 自体は "few months" と云う事なので 5 月か 6 月辺りには RTM の予定なのかと思われます。

新機種 (Lumia 930/630/635)

Nokia の携帯部門トップであった Stephen Elop 氏によって Lumia の新機種(全て Windows Phone 8.1 搭載)が発表されたわけですが、実際に発売されるのは 6 月とか言っていた気がします。
# しかし、いくら Microsoft の一部門になる予定とは言っても、自社 (Nokia) の新機種発表会より前(数時間ですが)に Build で発表しちゃうとはねぇ。 ^^;

既存機種

Windows Phone 8 搭載端末は全て 8.1 にアップデート可能な模様です。
こちらの詳細は、今後の情報を確認してください。

開発者向け

開発者向けの提供時期はキーノートの中で言及なかった様な気がする(私が聞き漏らしただけ?)のですが、 SDK (RC) 自体は Visual Stuido 2013 Update 2 RC に含まれているため、既に入手可能です。
この SDK には Windows Phone 8.1 のエミュレータも含まれていますが、残念ながら Cortana は動かない様です。(?)
また、 Joe の記事(後述)によると、 Developer Preview Program の一環として "the first part of April" に端末のアップデートが可能になる、様です。(こっちは Cortana も使えるといいなぁ)

その他

他にもキーノートでは、パートナー企業の追加(ヨーロッパの Prestigio とインドの Micromax )や OEM 向け OS 価格の無償化、そして新たなアプリケーション開発基盤*3の発表等もありました。

参考

もっとちゃんと知りたい方は、キーノートのビデオをご覧ください。(特に Cortana のデモは一見の価値あり)
また、 Windows Phone Blog に今回のキーノートの登壇者である Joe Belfiore による紹介記事が掲載されています。(実際、これを読めば十分と云う。。。)

*1:日本 Microsoft 自体、ほとんど Windows Phone に言及する事がなくなっている状態ですからねぇ。。。

*2:但し日本は(ry 。まぁそもそも Windows Phone 8 自体が展開されていないので、現時点では少なくとも公開ロードマップには出てきませんね><

*3:universal windows app 。こちらに関しては追々記事を書く予定。。。