雑記 - otherwise

最近はDQ10しかやっていないダメ技術者がちまちまと綴る雑記帳

わんくま東京勉強会 #64 アフターフォロー (11) : 日本語表示

Mango には日本語フォント( Yu Gothic や Meiryo UI 等)が含まれているため、日本語の表示に関しては海外端末であっても特に問題ありません。
また、日本語の入力についても日本語キーボード(カーブフリック式の 10 キーとローマ字入力)が含まれているので問題ありません。
但し、キーボードに関しては利用者が無効にしている場合があるので多少は気にする必要はあるかもしれません。(注意文を入れる位しか手はなさそうですが)
……と云う事で、日本語の入出力についてはあまり気にする必要がないのですが、フォントについては注意しなければならない事があります。

日本語に日本語フォントを適用する


少なくとも Windows Phone 7.5 の段階では、アプリケーションのリージョンを日本にしてもアプリケーションの UI 言語設定が日本語になりません。
そのため、標準で適用されるフォントが Yu Gothic にならないため、そのまま日本語を表示すると Microsoft Yahei 等の中華フォントが適用されるため正しく表示されません。(そのままでもある程度可読性はありますが、何となく負けた気になります :p )
個別にフォント指定をすれば回避出来ますが、日本語以外の文字まで Yu Gothic が適用されてしまい、これまたイマイチです。(この辺りは人それぞれの感じ方の問題とも言えますが)
(参考: 高橋忍さんの blog 記事

アプリケーションに日本語を使用する場合は、上記の忍さんの blog 記事にも書かれている様に、 Language="ja-JP" の指定を忘れずに入れましょう。

アプリケーション全体で日本語フォントを適用する

先の方法ではページ単位で設定しなければならず、ページ数の多いアプリケーションでは少々面倒ですが、その後、アプリケーション全体に適用する方法が紹介されています。

この方法を使用すれば、アプリケーション作成時に一度記述すれば全てのページに適用されるので手間がかかりません。
なお、予めこの記述を追加したプロジェクトテンプレートを忍さんが配布してくださっています。
こちらのテンプレートを使用するのも一つの方法です。