雑記 - otherwise

最近はDQ10しかやっていないダメ技術者がちまちまと綴る雑記帳

わんくま同盟東京勉強会 #26 アフターフォロー?

わんくま同盟東京勉強会 #26 LT 大集合が無事終了しました。
5 時間があっという間でした。本当に楽しいひとときでした。
これも、中さん、初音さん、そしてその他スタッフの方々の苦労と努力の賜物だと思います。本当にお疲れ様でした。
そして、忙しい中会場に足を運んで下さった皆様、また、 ustream を通してご覧頂いた方々の応援と協力あっての成功だったと思います。本当にありがとうございました。
さて。
今回やった LT は、聴いている方々に楽しんでもらえればOKと云うスタンスで作り上げたので、本当ならやりっぱなしで終わってしまえばそれでいいものなのですが、なんとなく気が乗ったのと、一応フォローしておかなきゃいけない話もあったので、フルセッションですらまだやっていない「アフターフォロー」をしておきたいと思います。

LT の概要

今回は、事前に日々のメモ書きで告知していた通り、「 C# であそんでみた」と題して LT した訳ですが、皆さん、よもや音に関する LT だとは思っていなかった様で、 1 枚目の「 C# とは」で説明を表示した際の反応がとても面白かったです。
……まぁ、直前の方々が悉く C# 4.0 関連の話を続けている中で、私が登壇してこのタイトルを挙げれば、大抵プログラム関連の話だと思いますよね。。。
正直、そこをかなり狙って資料を作っていたので、あのときの会場の反応は非常に快感でしたww
ちなみに、今回の LT の本当のタイトルは、「 VOCALOID 2 Realtime VSTi plug-in を利用して、自作ソフトキーボードで VOCALOID 2 に歌を歌わせてみた」です。
C# 関係ないやん」とか一部に言われましたが、真の主旨は「 C# プログラムで遊ぶ」なので、 C# プログラムでキーボードを作って遊んでいる点に於いて無問題です。

VOCALOID 2

ちなみにこの LT をやるためには、プラグイン的な意味でも音声ファイル的な意味でも VOCALOID 2 のユーザーライセンスが必要だった訳ですが、実のところ、私は VOCALOID 2 を持っていませんでした。
前から欲しいとは思っていたけど、なかなか購入に踏み切れずにいた、と。
そんな状況でこの LT のネタを思いついてしまったので、本番 3 週間前( 10 月末)に VOCALOID 2 CV01 (初音ミク)を購入しました。(何気に、ネタバレしない様に購入した事自体を秘密にしていた)
……って事で、まだ全然扱いに慣れていません。うちのミクはじゃじゃ馬なままです。
まぁ、これで VOCALOID 2 とさよなら、なんてつもりは毛頭ないので、これから頑張って調教していきたいと思います♪

C# から MIDI にメッセージを投げる

LT では時間がなくてごっそり飛ばしましたが、実際に C# アプリケーション側でやっていた事は、 DllImport を使って winmm.dll を読み込んでいただけです。
なので、「 C# で遊んだ」のも実は怪しいと云う。。。
※本当は、 C# で直接 VSTi plug-in にアクセスしたかったのですが、色々調べたらどうも無理そうだったので、 C# でソフトキーボードを作る方向に逃げました。

歌わせた曲の話

当初の予定では、デモで歌わせる予定だったのは別の曲だったのですが、歌詞に対する著作権の問題が微妙に絡んで断念しました。
で、その次に考えたのがオリジナル曲だったのですが、こちらは歌詞が思い浮かばず。。。(歌詞を書くのは苦手)
そんな訳で、著作権的に尤も問題が少なく、かつ聴いてすぐ判る曲と云う事で、「君が代」の採用に至りました。
結果、「わんくま勉強会でミクが国歌斉唱」と云う事になった、とww

なぜ歌の中で「 C# 」が出てこなかったか

twitter で突っ込まれたんですが、今回の「君が代」は「 D 」でスタートさせました。なので、曲中に「 C# 」の音階が出てきませんでした。
本当は、「 D# 」で始めるつもりだったのですが、リハを繰り返す中で、どうしても「 D# 」スタートだと、途中でどのキーを押せばいいか判らなくなると云う、緊張したプレゼン中にやるデモに尤もふさわしくない事態が度々発生したので、泣く泣く断念しました。
ここはちょっと心残りではあります。(そもそも、最初は嬰ハ長調な曲でやるつもりだったんですよー T-T )

君が代を一部間違えた件

これは単純に押すキーを間違えただけです。 m(_ _)m
やはりキーボードに印をつけておくべきだった。。。

作ったアプリの今後

本当は、 Realtime じゃない VSTi plug-in 側に NRPN メッセージを投げられる様にして、歌詞を含めて指定出来る様にしようとか企んでいたのですが、そんな事をやっている暇があったら、 VOCALOID Editor の使い方を覚えた方が有意義な気がするので、とりあえずあれは放置します。
公開の予定もありません。公開出来る程のものじゃないので。

総括

最初に書いた通り、今回用意した LT は、会場にいる技術者、非技術者双方に楽しんでもらう事が全てだったので、セッションの最中に会場の皆さんから笑いが絶えなかった事が、私にとって何よりの喜びでした。
たぶん、 4 ヶ月連続登壇の中で、一番やってよかったと思えた気がします。 ^^;